恋海-私と彼の恋の伝説-
子供みたいに可愛くて、だけど、時々大人の男に変身する。
その時の海は物凄くカッコイイ。
ヤバイな…あたし。
こんなに海のことが大好きなんだ。
海がいなかったらあたしどうなっていたんだろう。
闇の中へ落ちていく一方だったのかもしれない。
「海、大好きだよ。」
あたしはかなり小さな声で海の耳元で呟いた。
「え、まじ??」
あたしは、海が起きていたなんて全然知らなかった。
それに、起きてるなら言ってよ!!