恋海-私と彼の恋の伝説-
すると、そのまま無視されて先生は雫ちゃんを呼んだ。
そこにはツインテールをして髪先が天パな可愛い女の子が帽子を被って教室から出てきた。
「よ、雫!!皐月ママも来てくれたぞ!!」
海はしゃがんで雫ちゃんを呼ぶ。
ていうか、皐月ママって何?!
「海?!」
「へへっ、ダメか??」
あたしは、顔を真っ赤にさせてしまいそっぽを向いた。
するといつの間にか雫ちゃんはこっちへやってきていた。
「さつきママ??」
「おお、そうだぞ。皐月ママだ。今日はお家に泊まってくれるってよ。いえーい!!」
海は万歳をして、雫ちゃんも万歳をして喜んでいた。
「泊まるって?!」
聞いてないんだけど!!