恋海-私と彼の恋の伝説-
「ごめん、だけど。オレ、お前のこともっと知りたいんだ。」
分かってる、分かってるよ??
だけど、言うのが怖い。
「海…あたしのこと捨てない??」
あたしは声を震わせて海に聞く。
すると、海は一つため息をついた。
「当たり前だろ、変なこと考えるなっつの。」
…でも、言いづらい。
…なら、気付いてもらう??
「海、あたしのYシャツを肩まで脱がして。」
そうすれば、必ず分かるから。