恋海-私と彼の恋の伝説-

海は、少し顔を赤くしていた、がすぐに制服を脱がし始めた。


一枚一枚と次々脱がされていく。


そして、あたしの肩が見えた時海は硬直した。


タバコで押し付けられた焼け跡。


あと、カッターか何かで切られた切り傷。


あたしの肩からひじまでそのような後ばかりが残っていた。


「これって…」


「虐待。」


海はあたしの顔を驚いた様子で見つめてくる。


「虐待を受けていたの、あたし。だから、島にきたの。」


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