恋海-私と彼の恋の伝説-
☆東京へ
次の日。
雲ひとつない快晴だった。
あたしと海は4人で合流する前に海へ先に行った。
「皐月、着替えもってきたか??」
「え、うん。」
そりゃあ、持ってくるでしょ。
東京にはたぶん日帰りは有り得ないから4泊分の洋服を持ってきたつもりだ。
もしかしたら、付き添わなきゃいけないかもしれないし。
「じゃ、行くぞ!!」
海はそう言ってあたしの手を引いて海へ飛び込んだ。
ちょっと!!
あたしは海の中へ入っていく。