恋海-私と彼の恋の伝説-
って、こんなに大きなところだったの?!
「じゃ、どうする??」
「オレあんま動きたくない。」
棗はまだ不機嫌そうに言う。
うーん、じゃここにいる??
「ここにいる??」
「オレはその方がいい。」
「ええ!!オレ周りたい!!」
非常にめんどくさい奴らだ。
まさか、逆のことを考えるだなんて。
しかも、
「嫌だね、変な体力使うと皐月のこと助けられない。」
「はぁ!!でも、せっかくの東京だぞ!!」