恋海-私と彼の恋の伝説-

「嘘だよ、皐月。お前のお母さんは一か月前に亡くなってるよ。」


「…?!」


そんなの、知らなかった…!!



どうして、教えてくれないのよ!!


「あのさ、彼氏君と皐月だけじゃなかったのか??こんなにメンバー揃うなんて聞いてないんだけど??」


「…あたしの親友です。あなたは、何であたしをここへ呼んだんですか!!」


「最近つまんなくて、だから体の相手をしてもらおうと思ったんだよ。」


「…!!」


最悪だ、早くこの病院を出なければ、あたしは捕まるッッ!!


海はあたしの手首を掴んだ、そして病室内から逃げようとする。


すると、良馬さんはあたしのこと何か固いもので後頭部を殴った。


「ッッ!!」


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