恋海-私と彼の恋の伝説-
きれいな海が広がる先に小さく見えるひとつの島。
あたしは、今日からあの島で暮らすことになる。
都会から、こんな小さな島にあたしは移動させられた。
親に捨てられた。
『お前なんかいらないって』
まぁ、正直捨てられてもよかった。
元々、幼いころから親になんて希望なんて持ってないし。
それに、一人暮らしをして、一人で生きていけるなんてあたしにとっては大いに幸せなのかもしれない。
「あたしは・・・・、この島で何を得るんだろう。」