恋海-私と彼の恋の伝説-

「何?!彼氏か?!」


すると、お父さんは驚くような顔であたしのことを見てきた。



そんなお父さんが海に似てるなーと思って見てしまっていた。



海に、似てる??



「覚えていないから。」



・・・海ってあたしの心を温かくしてくれる唯一の存在だったりするの??



「ま、けど、さっきの小僧なら皐月を任せられるな。」


「え??」



あたしはお父さんの発言に驚いてしまった。


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