恋海-私と彼の恋の伝説-
「お前も、東京へ来ないか??」
あたしはお父さんのその言葉に驚いてしまって思考が停止した。
しばらく経つと、海の顔が一番最初に映し出された。
海と、離れ離れになる。
確かに記憶はあまりないけど、だけど離れたくないような気持ちがあたしの心を支配する。
「・・・そんな、海は・・・」
「海??」
海と離れ離れになんかなりたくないよ・・・
だけど、またお父さんと離れちゃうのも嫌。
「考えさせてください。」