恋海-私と彼の恋の伝説-


「何??」



皐月は俯いて、海のほうへ指をさした。



すると、涙を流しながら



「あたし、東京へ行く。」






皐月の決めた決断。




オレはその時何も答えてあげることはできなかった。







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