恋海-私と彼の恋の伝説-

「泣くな!!この島にいる限り、笑顔が義務っていったろ!!」



海はあたしに向かって言う。


前もこんなこと言ってたな。



「皐月ー行くぞ!!」



あたしはお父さんに呼ばれる。



あたしは船に乗り込もうとした瞬間。




「みんな、またね!!」



あたしは、今まで以上の笑顔でみんなに


”さようなら”


ではなく



”またね。”


といった。






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