恋海-私と彼の恋の伝説-
そして棗とあたしは何で海が皐月ちゃんのこと知っているの?!
という驚きの目を隠せなかった。
「ちょ、何で知っているの??もしかして、会ったの?!」
「まぁな、船の上で。」
ああ、そうか、海も昨日帰ってきたばかりなんだっけ??
というか、女の子のことを可愛いっていうなんて珍しいな。
あたしは、海のことが好き。
そう、恋愛感情として。
だから、少し嫉妬しちゃうのかも。
けど、嫉妬する資格なんてあたしにはないのにね。