恋海-私と彼の恋の伝説-
何を知って、何を得て、
そして、何を失うんだろう。
あたしは首にかけているペンダントを手に取り、強く握りしめる。
「ねー、そこの茶髪の子!!もしかして東京から来たかなんか??」
あたしは、振り返るとそこにはあたしと同い年ぐらいの茶髪で天パの男の子がいた。
すごく、明るくて、太陽のような笑顔。
だけど、眩しくて、目をそらしたくなる。
あたしは、プイッとそっぽを向いた。
そんで、思い切り無視をしてしまったのだ。