恋海-私と彼の恋の伝説-


そして、あたしたちはあの日から誰にもバレず6か月も続いた。


あたしは先生の家へ何回か泊まりに行ったり、また。


体を売ることはいつの間にかなくなっていった。


先生があたしのことを愛してくれる。


いや、ハルが。


学費のほうは内緒でハルが出してくれるようになった。


ある日の放課後。


あたしは教室に一人で残っていた。


「よー、皐月。まだ帰ってなかったのか??」

「待ってろって言ったのハルでしょ。」


< 87 / 359 >

この作品をシェア

pagetop