*隠れ姫~元男子校でsweetパニック☆~*


「お嬢様。シャーペンはしまって下さい。」



…………。


「………了解(泣)」


大人しく凪斗の言うことを聞いてシャーペンをしまう。


何やってんだろ……


再び深い深いため息をついた。



―――――
―――――――
――――――――…


目の前にあるのはこの屋敷の中で一番でかいドア。つまり父さんの部屋のドア。


ふっ。ついにここまで来てしまったぜ…←


「……ゴクッ。」


唾を飲み込み、
さぁいざ参らん!!とそっとドアに手を触れた瞬間…


――コンコンッ、ガチャ

「旦那様、失礼します。」


凪斗ぉぉぉぉーー!!!!



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