大好きな空


 「ねぇ、どうしたの?
 迷子かな」

 突然声が聞こえてきて
 振り向くと

 女の人が私の涙でグショグショ
 の顔を見つめていた


 その瞬間、私は一人ぼっち
 じゃなくなった気がした


 その人は、私を迷子センターに
 連れていってくれた

 そのおかげで私はお母さんと
 再会できた

 「お母さんが見つかって
 良かったね!」


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