永遠に。
―当日―

私は朝けんちゃんが通る通学路で待っていた。

あっ来た。

「はるちゃん!!」

「結衣!どーかしたの?」

もう心臓バクバクだ。

またすぐに心配してくれる所が優しい。

「これ、あげる。」

「これってちょこ?」

「うん///。」

「ありがとう。!」

「うちと付き合ってください!」

ついに私は言った。

「・・・。いいよ!」

顔を上げるとはるちゃんが優しく笑っていた。

「ほんとにうちでいーの?」

「うん!」

嬉しくて涙が出てきた。

「学校いこっか。」

そして2人で登校。


< 10 / 21 >

この作品をシェア

pagetop