永遠に。
キーンコーンカーンコーン

「ねぇねぇ結衣!」

喋りかけてきたのは親友の雪乃だった。

「さっきの転校生かっこよくない?」

「えー・・・。そうかなぁ」

「笑った時の顔がやばいんだって///!!」

「雪乃。もしかして好きになった?」

「うん///」

私にはまったく理解できなかった。

けど確かに彼の周りには女の子が集まっていた。

「ねぇねぇ好きな食べ物なにー?」

「城川くんってかわいーよね!」

などの声が聞こえたのだ。

確実に困った顔をしている。

私はじっと見ていたら目があった。

この時少しドキッとしたんだ。

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