彼氏はドクター
だいぶ落ち着いてきた。
そんなにひどくなかったからよかった。


「星野さん。だいぶ落ち着いてきましたね。喘息の発作?」

「喘息の発作です。でも、もぅ、大丈夫です。」

「そぉ。念のため、今日は早退して、病院に行ったら?」

「…はい。わかりました。今日は早退します。」


私が先生と話している間に亜美が私のかばんを持ってきてくれた。
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