“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
でも、ここまできたら、凌の恋を応援してあげないとだよね?
あたしは、お店の白いドアを開けてくれる凌をチラッと見上げた。
「ん?」
首をちょっと傾けて、あたしに優しい顔で問いかける凌。
・・・これで十分。
「どした?
遥?」
・・・あたしには、これで十分。
「なんだよ?」
・・・なんて、嘘。
あたしは、お店の白いドアを開けてくれる凌をチラッと見上げた。
「ん?」
首をちょっと傾けて、あたしに優しい顔で問いかける凌。
・・・これで十分。
「どした?
遥?」
・・・あたしには、これで十分。
「なんだよ?」
・・・なんて、嘘。