“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
side 遥
「クゥン・・・」
急に犬の鳴き声が聞こえた。
と同時に、足に感じる重み。
「あ~。
マロン♪」
凌のお家のマロンがあたしに抱きついて、
ちぎれるかも!って思うくらい尻尾を振って、
顔をぺろぺろなめてくれる。
「もう。
くすぐったいよ~」
そう言いながら、茶色の小さな体を抱きしめる。
急に犬の鳴き声が聞こえた。
と同時に、足に感じる重み。
「あ~。
マロン♪」
凌のお家のマロンがあたしに抱きついて、
ちぎれるかも!って思うくらい尻尾を振って、
顔をぺろぺろなめてくれる。
「もう。
くすぐったいよ~」
そう言いながら、茶色の小さな体を抱きしめる。