“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「遥ちゃんっ!!」
由奈ちゃんが顔をしかめて、あたしの口を塞ぎ、
「しっ!!!」
口の前に、ひとさし指を立てる。
「大きな声出しちゃダメ。
わかった?」
説教するような口ぶりで言う由奈ちゃんに、
無言でコクコクうなずくと、
「もう。
やだなぁ、遥ちゃん。
子供じゃあるまいし。
そんなに驚いちゃって」
由奈ちゃんは、ヤレヤレといった感じに、あたしの口を塞いでいた手を外した。
由奈ちゃんが顔をしかめて、あたしの口を塞ぎ、
「しっ!!!」
口の前に、ひとさし指を立てる。
「大きな声出しちゃダメ。
わかった?」
説教するような口ぶりで言う由奈ちゃんに、
無言でコクコクうなずくと、
「もう。
やだなぁ、遥ちゃん。
子供じゃあるまいし。
そんなに驚いちゃって」
由奈ちゃんは、ヤレヤレといった感じに、あたしの口を塞いでいた手を外した。