“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
薄明かりの中。
孤をえがくネックレスと、
小さな小さな水音。
・・・凌?
・・・なんで?
プールから凌に目を移した時。
「別にいいだろ?
遥には、もう、新しいのがあるんだから」
凌はひざに手をかけて立ち上がり、
あたしの首元を冷たく見下ろした。
孤をえがくネックレスと、
小さな小さな水音。
・・・凌?
・・・なんで?
プールから凌に目を移した時。
「別にいいだろ?
遥には、もう、新しいのがあるんだから」
凌はひざに手をかけて立ち上がり、
あたしの首元を冷たく見下ろした。