“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「覚えておいて。
遥ちゃんは、絶対俺を好きになるから」


自信たっぷりの余裕の表情。


「徐々にね。
徐々に、俺の愛を教えてあげる」




長谷川くんはいたずらっ子のように、

あたしのおでこをツンツンと突付き、

その手を頬にずらし、

そっと、大事そうに包み込む。
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