“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「えー?
そんなことないよぉ。
だって。
凌・・・あたしとプール行くの、嫌がるもん。
・・・ぁ・・・」



ついいつものクセで、凌のことを口にして、


長谷川くんの前で“凌”って言っちゃった気まずさから下を向くと、



「ふーん。
だから遥ちゃん。
泳げないの?」


長谷川くんは、何も気にしてないといった感じで話を続けた。

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