“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「う・・・。
はは・・は・・。
まぐれ・・・かな」


確信をつかれ、顔を引きつらせながら、苦しい笑いをするあたしに、


「いーや。
運命じゃん?」


長谷川くんは器用にシャーペンを指でまわしてから、


「俺と出会う運命!」


そのシャーペンをあたしに向けた。
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