“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
そうして、
日も暮れた頃。



「遥ちゃん。
すごいね。
この短期間で、
25m泳げるようになるなんて、
大した進歩だよ・・・」


長谷川くんが引き気味の声を出し、



「あーあ。
もっと長く水の中で、
抱っこしてたかったのに・・・。
遥ちゃん。
休憩もしないで、
泳ぎ続けちゃうんだから・・・」


残念そうなため息をもらす。


ははは・・・。
これも、長谷川くんのスパルタのおかげだよ。
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