“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「だから。
部屋に入ってからは、キスするの我慢してたっつーのに。
散々煽ってくれちゃって。
どーしてくれんだよ」


凌はゆっくりと、覆いかぶさるようにして、あたしにキスの雨を降らす。


「ほらみろ。
止まんねぇだろ」


そう言う凌のキスは、さっきよりも熱を帯びてヤケドしそうに熱く。


あたしの口の中をかき乱す舌は、とろけそうに甘く。


「・・・んっ・・・。
はっ・・・」


「遥。
顔、エロすぎ。
あんまり、煽んなよ」

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