“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
そう言った凌の片手が、ポロシャツの上からあたしの胸に軽く触れて、


「ひゃっ・・・」


あたしは横になったまま、軽く飛び上がった。


凌はそんなあたしの様子に軽く微笑み。


ちゅっ・・・。
小さな音をたてて、あたしの唇に小さなキスを落とした。


「ほらみろ。
な?
危険だろ?」


あたしの顔の横にひじをついて、


「遥は女の子なんだから・・・」


片手であたしの髪を撫でる。
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