“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「あーあ。
よしよし。
大丈夫だよ。
チャンスは、また来るって!!」
超面白いといった顔で、由奈がオレの肩をポンポン叩く。
「ま。
えっちはできなかったとしても。
君はいい仕事をしたよ。
これで征さまは由奈のもの♪
きゃっ」
由奈は両手を口に当てて笑い、それから腹黒さ100%の顔つきで、
「いい?お兄ちゃん。
由奈が征さまを落とすまで。
今日みたいに、ちゃんと遥ちゃんをつかまえててよっ!!
わかった!?」
生意気そうに、オレに向かってひとさし指を突き立てた。
妹にまでバカにされるって・・・。
こういうところが、オレが“へタレ”だって言われる所以なのか?
目の前でバタンと閉まった由奈の部屋のドアの前で、オレは頭を抱えて座り込んだ。
よしよし。
大丈夫だよ。
チャンスは、また来るって!!」
超面白いといった顔で、由奈がオレの肩をポンポン叩く。
「ま。
えっちはできなかったとしても。
君はいい仕事をしたよ。
これで征さまは由奈のもの♪
きゃっ」
由奈は両手を口に当てて笑い、それから腹黒さ100%の顔つきで、
「いい?お兄ちゃん。
由奈が征さまを落とすまで。
今日みたいに、ちゃんと遥ちゃんをつかまえててよっ!!
わかった!?」
生意気そうに、オレに向かってひとさし指を突き立てた。
妹にまでバカにされるって・・・。
こういうところが、オレが“へタレ”だって言われる所以なのか?
目の前でバタンと閉まった由奈の部屋のドアの前で、オレは頭を抱えて座り込んだ。