“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
「遥もさ。
あんなただの“おさななじみ”のために、
こんなに必死になんなくてもさ」
そう言って、
足を駅に向けてしまう。
「ち・・ちょっと!
綾香っ!!」
やだ。
ちょっと待ってよ。
凌の喜ぶもの買ってあげてよ。
だって
それは
・・・あたしじゃ
・・・無理
・・・なんだもん。
あんなただの“おさななじみ”のために、
こんなに必死になんなくてもさ」
そう言って、
足を駅に向けてしまう。
「ち・・ちょっと!
綾香っ!!」
やだ。
ちょっと待ってよ。
凌の喜ぶもの買ってあげてよ。
だって
それは
・・・あたしじゃ
・・・無理
・・・なんだもん。