“おさななじみ”に恋をする。上【上下完結】
でも
ばかついでに。



あたしは、
あたしの胸の中だけにしまってて、

絶対開けたくなかった部分に
手をかけた。




「綾香。
あたしは、綾香の友達だよね?
凌は、そのあたしの大事な“おさななじみ”なの。
だから。
凌の欲しいもの。
買ってあげてほしい。
もちろん、あたしも買ったよ?
でも、今、思い出した。
もう一つ。
凌が欲しがってたものが
・・・あるんだ」

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