愛してよ欲しいよ、本当は
「あと・・・・」

「何?」


「・・・・・女の人と会って欲しくない。」

「は?女の人?」

将君はちょっとおどろいてた。

「え・・・だって昼女の人と会ってるでしょ?帰って来る時いっつも女物の香水の匂いする・・・」


将君は少し考えてから思いついたように話し始めた。

「梓俺のバイト知らなかったっけ?」


「将君バイトしてたの!?」


「あぁ、雑貨屋みたいなトコなんだけど多分そこの売り物の香水の匂い。結構キツイから。俺こそゴメンな?なんもはなさなくて。」


「いぃよ。私が聞かなかったのも悪いし。」


「これからはどんな小さい事も全部言って。
嫌だったら文句だって言っていいし、気なんか使わないで。」


「うん。ありがとう。」


「あと・・・これだけは忘れないで。」



「ん??」











゛愛してる゛






*END*
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