愛してよ欲しいよ、本当は
将君は私のコトなんか好きじゃない。



いや、好きじゃないっていわれたことはないよ?




でも・・・見てればわかる。



将君をいっつも見てきたんだから。



でも私は将君の家によく泊まる。



泊まっていい?って聞けば「あぁ・・」とどうでもいいような感じで返される。



泊まるといっても一日中一緒にいるわけじゃない。



どちらかといえば一緒にいない時間の方が多い。



私達が会うのは夜で
将君は昼いつもいなくて帰って来る時は女物の香水の匂いをまとって帰ってくるんだ。



気にしないわけないよ?



そして今日も将君は女物の香水の匂いを纏わせて帰って来た。







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