月夜に想う。



「2人の顔を、見れなくなるのはイヤだけど、2人と一緒に、朝日を見れるのは嬉しい。だから、悔いはないよ」





背後に、太陽の気配。

背中が、暖かい。



「満月、お母さん、」





あたしは振り返った。




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