先生の隣で
私は学校についてから
先生に言われた数学準備室にきた。
「おはよっ」
「あぁきたか」
「うんっ」
私は先生の座っているソファーに座った
「おぃ、俺の横すわんな~」
「えーなんで?」
「とりあえず向こうすわれ」
そういっていつも私が
座っている椅子を指差す
「先生の意地悪」
「はぁ~お前にさわんねぇように
してんのに、隣きたらさわっちゃうだろうがっ」
そういって私の手を一瞬
握ってすぐにはなした
「とまんなくなるから…」
「…ぅん」
一瞬にして熱くなる顔
私は言うことを聞いて
指差した椅子に座った。