先生の隣で
「おぃ、反省文かけ」
「はーい」
返事はしたものの…
反省ねぇ…
だって遅刻は先生のためだし~
というか…
私がしてる恋とかをまず反省すべきだよね?
先生に恋してるんだよ?
だから絶対にこの思いを
伝えちゃいけないんだ。
先生が困るのは嫌だし。
って何考えてんだろ
ちゃんとかかなきゃ。
私はパッとプリントをみた。
「桜井…?」
そこには私が無意識に書いた文があった。
{先生が好き。皆と笑ってる先生。眠そうな先生。おこってる先生。大好き。でも先生と生徒の関係は壊しちゃいけない。先生も困るよね?先生。大好きだよ}
そこでおわっていた。