先生の隣で



「おぃ、反省文かけ」

「はーい」


返事はしたものの…



反省ねぇ…



だって遅刻は先生のためだし~



というか…

私がしてる恋とかをまず反省すべきだよね?



先生に恋してるんだよ?



だから絶対にこの思いを
伝えちゃいけないんだ。



先生が困るのは嫌だし。



って何考えてんだろ



ちゃんとかかなきゃ。



私はパッとプリントをみた。



「桜井…?」


そこには私が無意識に書いた文があった。



{先生が好き。皆と笑ってる先生。眠そうな先生。おこってる先生。大好き。でも先生と生徒の関係は壊しちゃいけない。先生も困るよね?先生。大好きだよ}




そこでおわっていた。





< 6 / 123 >

この作品をシェア

pagetop