先生の隣で



先生の言葉に私は強く頷いた。


抱きしめられる強さで私には先生の思いが伝わってきた。


信じるね?


何があっても信じるから


傍にいてね?


私は先生の胸に顔をうめた


「梨絵さ、寺田になんかされてなぃ?」

「寺田くん?なにも…あっ!!」


「なにっ?」


告白のこと忘れてた!!


言わなきゃダメだよね?


「あのね?まだ返事できてないんだけど…
告白されちゃった…。」


「やっぱりか…」


やっぱり?

しってるの?先生っ


私が驚いて先生を見てると理由を教えてくれた。



相談されてたんだ…。


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