仮面の下に捕らわれて
「ちょっと」
「なんだ」
「保健室は明らかにそっちじゃないでしょ」
「子どもみたいなことを言うな。婚約者を迎えに来たんだ。保健室なわけが無いだろう」
「はぁ?」
私たちの前には校内唯一のエレベーター。
ここは生徒立ち入り禁止で、理事長室なんかが有るらしい。
「どこに連れ込む気?」
「決まっている。俺の部屋だ」
「やだっ!降ろしてよっ!」
相変わらずお姫様抱っこから解放されていない私が必死に抵抗すると、
「あ、忘れていた」
「んっ!」
再び唇を奪われた。
エレベーターが到着してそのまま連れ込まれる。
「んー!」
相手の胸を押し必死に抵抗すると、ふわりと優しく降ろされた。
しかし解放されるどころか口付けは深くなろうとする。
必死に唇を閉じて居たら、目的の階への到着を告げるベルが鳴った。
「なんだ」
「保健室は明らかにそっちじゃないでしょ」
「子どもみたいなことを言うな。婚約者を迎えに来たんだ。保健室なわけが無いだろう」
「はぁ?」
私たちの前には校内唯一のエレベーター。
ここは生徒立ち入り禁止で、理事長室なんかが有るらしい。
「どこに連れ込む気?」
「決まっている。俺の部屋だ」
「やだっ!降ろしてよっ!」
相変わらずお姫様抱っこから解放されていない私が必死に抵抗すると、
「あ、忘れていた」
「んっ!」
再び唇を奪われた。
エレベーターが到着してそのまま連れ込まれる。
「んー!」
相手の胸を押し必死に抵抗すると、ふわりと優しく降ろされた。
しかし解放されるどころか口付けは深くなろうとする。
必死に唇を閉じて居たら、目的の階への到着を告げるベルが鳴った。