超イケメン☆ホストクラブ
『超イケメン☆ホストクラブ』は、学食内でも持ち切りになっていた。
噂好きな花梨の耳に入ってるくらいだから、既に知らない人はいないだろう気はしていたけれど、
いざ話題になってることを目の当たりにしても、私にはやっぱりあり得ないという思いしかわいてこなかった。
「超イケメン☆ホストクラブ、うちのお姉ちゃんの友達の妹の先輩が、招待されたって言ってたよ」
「何、それ? お姉ちゃんの友達の妹の先輩って、遠すぎだしー嘘なんじゃないの?」
「嘘じゃないって~本当だってば!」
「……ああ、でも私も行ってみたいかもー。超イケメンばっかりのホストクラブなんてー」
「私もー。でも、それって噂ばっかりで、行ったって人の話とか、全然聞かないよね?」
食器のぶつかる雑音に混じって聞こえてくるのは、そんな話ばかりだった。
噂好きな花梨の耳に入ってるくらいだから、既に知らない人はいないだろう気はしていたけれど、
いざ話題になってることを目の当たりにしても、私にはやっぱりあり得ないという思いしかわいてこなかった。
「超イケメン☆ホストクラブ、うちのお姉ちゃんの友達の妹の先輩が、招待されたって言ってたよ」
「何、それ? お姉ちゃんの友達の妹の先輩って、遠すぎだしー嘘なんじゃないの?」
「嘘じゃないって~本当だってば!」
「……ああ、でも私も行ってみたいかもー。超イケメンばっかりのホストクラブなんてー」
「私もー。でも、それって噂ばっかりで、行ったって人の話とか、全然聞かないよね?」
食器のぶつかる雑音に混じって聞こえてくるのは、そんな話ばかりだった。