超イケメン☆ホストクラブ
「俺だって、けっこう本気だったんだけど……」

流星が口の先でそう呟いた時だった。

「何してんだよ! おまえっ!」

と、背後から声が飛んできた。

「銀河……」

走ってきたのか、肩で荒く息をついていた。

「やっと、来たのかよ…」

流星の言葉に、一瞬、違和感を覚えた。

「……理沙に、何してやがる!」

「見ての通り……」

口にした流星に、銀河が殴りかかる。

「おっと…二度もおまえの拳を食らってたまるかよ!」

流星が銀河の拳を片手で止める。
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