超イケメン☆ホストクラブ
「そうだったんだ……」

「ええ、だからこの店は、私たちにとってはホームのようなもので、

とても大切な場所なんです。そんなところで喧嘩をするなど……」

三日月がわざとらしく声のトーンを落として、銀河と流星とを鋭い眼差しで流し見た。

「悪かったよ…あん時は…」

銀河が言う横で、

「……ドSメガネ野郎め……」

と、流星が呟いた。

「誰が、ドSメガネ野郎なんですか?」

三日月の声にさらに低い凄みが加わる。
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