超イケメン☆ホストクラブ
「超イケメン☆ホストクラブって……」
そのあまりと言えばあんまりなネーミングに、しばらくその文字を眺めたまま固まっていると、
「俺、超イケメン☆ホストクラブの"銀河"(ぎんが) ほら、その下に名前があるだろ?」
「銀河…?」と、改めて目をやって気づく。「超イケメン☆ホストクラブ」の下には、確かに、銀河と書かれていた。
どうやら目には入ってたようだったけれど、それが名前だとは、私の頭は認識してないらしかった。
『超イケメン☆ホストクラブ 銀河』
まで含めて、ふざけた店名だと思っていた。
「ふざけてる……」
私は思わず口にして、とっさにその男――銀河の顔を見やった。
銀河は怒ったような素振りも見せず、相変わらず甘ったるいような笑顔を貼り付けていた。
そのあまりと言えばあんまりなネーミングに、しばらくその文字を眺めたまま固まっていると、
「俺、超イケメン☆ホストクラブの"銀河"(ぎんが) ほら、その下に名前があるだろ?」
「銀河…?」と、改めて目をやって気づく。「超イケメン☆ホストクラブ」の下には、確かに、銀河と書かれていた。
どうやら目には入ってたようだったけれど、それが名前だとは、私の頭は認識してないらしかった。
『超イケメン☆ホストクラブ 銀河』
まで含めて、ふざけた店名だと思っていた。
「ふざけてる……」
私は思わず口にして、とっさにその男――銀河の顔を見やった。
銀河は怒ったような素振りも見せず、相変わらず甘ったるいような笑顔を貼り付けていた。