超イケメン☆ホストクラブ
「……ちょっと」

近づいて、呼びかけると、

「おっ…理沙か?」

と、銀河が気づいた。

「ちょっと、こっちに来なさいよ…!」

ややキレ気味で、引っ張っていこうとすると、

「理沙! その人と、どんな関係なの?」

「ねぇ、もしかして理沙の彼氏?!」

「嘘?! やっぱり彼氏なの? すっごくかっこいいじゃんー紹介してよ?」

途端に、レポーターさながらの質問攻めにあった。

「違う、違う。彼氏じゃないから。ただの知り合い! 知り合いだってば!!」

私は大声でそう叫んで質問を振り切り、銀河を人のいなさそうな所まで連れていった。
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