超イケメン☆ホストクラブ
「……何してんのよ、一体……」
校舎の離れにある図書館の傍らで、銀河と向かい合った。
「いや、理沙のこと探してたんだよ」
「探してたじゃないでしょ……あんま目立つようなこと、しないでくれる?」
別棟にあたる図書館は木々に囲まれた森閑とした施設で、私はやや声のトーンをおさえながらしゃべった。
「理沙に会いたかったんだって」
あまりにもストレートに告げられて、言葉につまる。
「……別に、私は会いたくなかったんだけど……」
ついそんな言い方をした私に、
「俺は、会いたかったし。理沙が来てくれそうにもないから、俺の方から来てみたってわけ」
と、銀河は答えて屈託なく笑った。
校舎の離れにある図書館の傍らで、銀河と向かい合った。
「いや、理沙のこと探してたんだよ」
「探してたじゃないでしょ……あんま目立つようなこと、しないでくれる?」
別棟にあたる図書館は木々に囲まれた森閑とした施設で、私はやや声のトーンをおさえながらしゃべった。
「理沙に会いたかったんだって」
あまりにもストレートに告げられて、言葉につまる。
「……別に、私は会いたくなかったんだけど……」
ついそんな言い方をした私に、
「俺は、会いたかったし。理沙が来てくれそうにもないから、俺の方から来てみたってわけ」
と、銀河は答えて屈託なく笑った。