超イケメン☆ホストクラブ
-2- ドライブデート
「銀河、ねぇ…あんなことして、よかったの?」
「いいだろ、あれぐらい」
と、たいしたことじゃなさそうに銀河が口にする。
「だけど、花梨に逆に目をつけられたかも……」
心配で後ろを振り返ろうとする私を制して、
「目ぇつけられたって、俺は別にかまわないから。
それよりおまえ、もっと自分のこと気にしろよ。あんな風に言われたい放題で、いいのかよ?」
「うん……」と、口ごもる。
「だって、花梨はいつもああいう感じだから、周りもみんな目をつぶってるし。
なんか反論したりすれば、さらに責められたりとかしそうだから……」
消極的なことしか言えない自分に、嫌気が差す。
「それでいいのかよ。あんなの野放しにしといたら、ろくなことになんねぇし。
何より、理沙の中身も知らないで、言いたいこと言ってただろ」
「中身……だったら、銀河は知ってるの?」
一体、何を聞いてるんだろうと思ったけれど、そう確かめてみずにはいられなかった。
「いいだろ、あれぐらい」
と、たいしたことじゃなさそうに銀河が口にする。
「だけど、花梨に逆に目をつけられたかも……」
心配で後ろを振り返ろうとする私を制して、
「目ぇつけられたって、俺は別にかまわないから。
それよりおまえ、もっと自分のこと気にしろよ。あんな風に言われたい放題で、いいのかよ?」
「うん……」と、口ごもる。
「だって、花梨はいつもああいう感じだから、周りもみんな目をつぶってるし。
なんか反論したりすれば、さらに責められたりとかしそうだから……」
消極的なことしか言えない自分に、嫌気が差す。
「それでいいのかよ。あんなの野放しにしといたら、ろくなことになんねぇし。
何より、理沙の中身も知らないで、言いたいこと言ってただろ」
「中身……だったら、銀河は知ってるの?」
一体、何を聞いてるんだろうと思ったけれど、そう確かめてみずにはいられなかった。