超イケメン☆ホストクラブ
「昔の俺って、何よそれ…」
「ああ、ちょっと思い出したっつうか……」
いつも自信に満ちあふれてるようにも見える銀河が、珍しく翳りのある表情をのぞかせた。
「……昔の話、聞かせてよ?」
この男にそんな顔をさせるような過去が、どんなものだったのかが知りたかった。
「なんでだよ? それに、話したって、なんもおもしろくねぇから」
あからさまに話をかわそうとする銀河に、押し黙る。
無言で前を行く後ろ姿を眺めながら、思う。
彼を知りたい気もちに嘘はなかった。自分の気もちに嘘をつくことで、今までは本心を偽ってごまかしてもきていた。
だけど、いつもなら飲み込んでしまう本心を、さっき銀河に言われたこともあって伝えることを選んだ。
「ああ、ちょっと思い出したっつうか……」
いつも自信に満ちあふれてるようにも見える銀河が、珍しく翳りのある表情をのぞかせた。
「……昔の話、聞かせてよ?」
この男にそんな顔をさせるような過去が、どんなものだったのかが知りたかった。
「なんでだよ? それに、話したって、なんもおもしろくねぇから」
あからさまに話をかわそうとする銀河に、押し黙る。
無言で前を行く後ろ姿を眺めながら、思う。
彼を知りたい気もちに嘘はなかった。自分の気もちに嘘をつくことで、今までは本心を偽ってごまかしてもきていた。
だけど、いつもなら飲み込んでしまう本心を、さっき銀河に言われたこともあって伝えることを選んだ。