超イケメン☆ホストクラブ
「……そっかー。かの夏目 理沙(なつめ りさ)様でも、知らないんだー」
「何よ、その言い方……」
「だって理沙は、構内でも大人気の超美人だし、その理沙様なら、もう実はホストに招待されてるんじゃないかなー……って」
花梨が横目に私を見る。意外な勘の鋭さに、私はあわてそうになりながらも、
「様とか、だからやめてって言ってるでしょ」
と、花梨に言い返した。
「ほら、そういうところだって! そういうさ、誰も寄せ付けないようなところが、逆に人気にもなってるんだよね……知らないの、理沙?」
「し、知らないから……」
私は口にして、花梨から目をそらした。
「…ふぅーん」
と、花梨がさもおもしろくなさげにゆるく巻いた髪を指に巻きつけたところで、ようやく講義は終わった――。
「何よ、その言い方……」
「だって理沙は、構内でも大人気の超美人だし、その理沙様なら、もう実はホストに招待されてるんじゃないかなー……って」
花梨が横目に私を見る。意外な勘の鋭さに、私はあわてそうになりながらも、
「様とか、だからやめてって言ってるでしょ」
と、花梨に言い返した。
「ほら、そういうところだって! そういうさ、誰も寄せ付けないようなところが、逆に人気にもなってるんだよね……知らないの、理沙?」
「し、知らないから……」
私は口にして、花梨から目をそらした。
「…ふぅーん」
と、花梨がさもおもしろくなさげにゆるく巻いた髪を指に巻きつけたところで、ようやく講義は終わった――。