恋ｼﾀ相手はｲｹﾒﾝ校医甘々ｽｸｰﾙﾗｲﾌと激熱ﾗﾌﾞﾚｯｽﾝ編

｢あたし、思ったんだぁ。
この気持ちを相手に伝える

ことができたらもっともっと近くで彼と過ごすことができるかも知れないって


だから、離れるのはすごく寂しいけれどもっともっと

かわいくなって


自分に自信をつけて


彼に気持ちを伝えたいって！！｣


そう話すサクラには
強さも加わってみえた


恋する女性は、強く、優しくキレイ*


旅立つ親友を、私は応援したいと素直にそう思えた


｢相手、聞いても平気？｣


私がサクラの顔色を伺いながらそう尋ねると


殊の外軽く


｢いーよ！｣
という返事と共に笑顔の花が咲いた


｢誰？｣


｢雷門！！！｣


え〜っ！！


サクラが雷門くんのくんの事が好きだったなんて


前と後ろの席や同じチームやグループでとにかくあんなに


近くで同じ時間を過ごしてきたんだから